リシャール・ミルの世界を代表するモデルといえば「RM010」「RM011」「RM35」。 それぞれのデザインや機能には明確な個性があります。 この記事では、主要3モデルを比較しながら、その魅力を深掘りします。
RM010 — シンプルにして原点
リシャール・ミルのデザイン哲学を最も純粋に体現したモデル。 トノー型ケース、スケルトンダイヤル、視認性の高いアラビアインデックス。 自動巻きCal.RM005-Sを搭載し、日常使いにも適しています。 価格帯は中古市場で1,500〜2,000万円前後。
RM011 — フラッグシップモデル
2007年登場。クロノグラフ機能と年次カレンダーを備えた、 ブランドの代表格。ケースサイズは50mm超のボリュームで、 カーボン・チタン・ローズゴールドなど多彩な素材が展開されています。 特に「RM11-03 McLaren Edition」は限定生産で、定価の3倍以上で取引されることも。
RM35 — “ナダルモデル”の系譜
ラファエル・ナダルとのパートナーシップで誕生したRM35シリーズは、 「耐衝撃 × 超軽量」を両立。 RM35-02は重量わずか32g。テニス中でも壊れない強靭な構造を誇ります。 コレクター間で特に人気が高く、投資価値が非常に高いモデルです。
価格と市場動向
RM011・RM35シリーズは常にプレミア価格。 入荷しても即完売するため、二次市場での入手が基本。 特に2025年現在、RM011系は平均取引価格3,000〜5,000万円。
まとめ
RM010は「原点」、RM011は「王者」、RM35は「限界の挑戦」。 どれを選んでも、リシャール・ミルのDNAが凝縮されています。 ▶ 当サイトでは各モデルの比較表・資産推移グラフを掲載中。